| ■ 熊野の観光名所 | |||||||||||||||||||
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◆ プチ熊野古道歩き「中辺路(伏拝→本宮)」〜てつのリハビリ熊野古道歩きレポート〜 |
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リハビリをかねて熊野古道を歩きました。4週間ほど前までは松葉杖生活でしたので、かなり遅いペースです。 今回歩いた「中辺路(伏拝王子 → 熊野本宮大社旧社地)」は全体的にはなだらかな下りとなっているコースで、距離も4kmほど。1時間10分ほどのコースです(見学時間・休憩時間を含めず)。普通の体力がある人であれば、まず問題なく歩くことができると思います。 (てつ) 熊野本宮大社近辺の熊野古道「中辺路」● 伏拝王子 → 熊野本宮大社旧社地(約1時間10分コース) 伏拝王子バス停 → 伏拝王子 → 三軒茶屋 →祓戸王子 → 熊野本宮大社 → 本宮大社前バス停 → 熊野本宮大社旧社地 ※伏拝王子バス停までは1日1便の伏拝王子経由の発心門王子行きの住民バス(べんりバス)をご利用ください。本宮大社前や道の駅でご乗車できます。バスに乗れなかった場合はタクシー(熊野第一交通:0735-42-0051)もあります。 2005.11.1(火)晴れ 家から伏拝王子までは皆様の参考にはなりませんのでレポート省略。 午前10:00、伏拝王子バス停に到着(バスをご利用の方は9:43に到着します)。茶畑があります。
伏拝王子バス停のすぐ前にある家が、NHKの連続テレビ小説『ほんまもん』の主人公、山中木葉の生家のオープンセットとされた家。
『ほんまもん』は本宮町に生まれ育った女の子が料理人を目指すというストーリー。じつは私もちらっとほんの一瞬『ほんまもん』に出ました。山中木葉役の池脇千鶴さんはかわいらしかったです。
休憩所&トイレの前を通り、伏拝王子まで少し石段を登る。
本宮方面に展望が開きます。ここは、中辺路を歩いてきた人が初めて熊野本宮の森(旧社地)を遠望できた場所です。ここから本宮の森を伏し拝んだといわれます。
『風雅和歌集』という南北朝時代の勅撰和歌集に次のような歌(巻第十九 神祇歌 2109・新2099)が収められています。
平安時代の女流歌人、和泉式部が熊野を詣でにこの地まで来たが、生理になってしまった。かつての神社は女性の生理を嫌ったので、お参りできない。だから、その日の参詣はあきらめて、「生理になって悲しい」という歌を詠んで、その日の夜はこの辺りの家に泊まったのでしょう。 そこからこの地を「伏拝」というようになったといわれています。実際に和泉式部が来たかどうかはわかりませんが、そのような話が伝わっています。 石段を下り、休憩所&トイレの前を通り、古道を歩く前にちょっと寄り道。山中木葉の生家の庭先を通り、茶畑の中の道を上がると、見晴らしのよい所に山中家の墓があります。ドラマの中で亡くなった木葉のおばあちゃんとお父さんのお墓です。ドラマを見て、人っていうのはどんな死に方をするかっていうことが大切なんだなと思いました。いい人生だったなと思って死にたいなと思いました。
ここは眺めがよいです。下の写真中央が百前森山。山頂が平坦な広い場所になっていて、昔侍達が酒盛をしたとき、100人の膳が並んだことからこの呼び名がおこったと言われています。 旧三里村にある富士山に似た山ということで「三里富士」と称されます。
茶畑の道を降りて古道に戻ります。69と書かれた木の道標があります(10:15)。滝尻から500mごとに置かれた道標で、滝尻王子が1番。本宮大社の裏の鳥居のすぐ近くの祓戸王子に最後の75番があります。だから伏拝王子から本宮大社までは約3km。時速3kmで1時間、時速4kmで歩ければ45分ほどの距離。
山の中に入っていきます。10:20、「蘇生の森」と刻まれた石碑。
周囲はほとんど檜の人工林。
10:24、「南無大悲観世音菩薩/文文政九年」の念仏供養の石碑。
ここからちょっとの間、石段。 道端にはアサマリンドウが咲いていました。
10:32、70の道標。
10:36、白河上皇の歌「山の端にしぐるる雲をさきだてて 旅の空にも冬は来にけり」が書かれた木の歌碑。白河上皇は院政を始めた上皇で、熊野御幸を頻繁に行った初めての上皇です。9度の熊野御幸を行っています。
10:37、柏手ポイントを書かれた板が木にくくってあります。山びこ研究家の方が見つけた山びこが帰ってくるポイントです。
道端にミヤマママコナが咲いています。
71の道標があって、すぐ車道に架かる橋を渡ります。
10:47、三軒茶屋跡。 ここから先は中辺路(三軒茶屋〜本宮)をお読みください。三軒茶屋跡から熊野本宮大社までは40分ほどです。 もし何かあった場合は、三軒茶屋跡から国道168号までは0.7km、徒歩10分ほどですので、ここから国道へ降りることもできます。国道沿いには民家もあります。 (てつ) 2005.11.10 UP ◆ 参考文献
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