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「み熊野ねっと」では私共の住む熊野地方(和歌山県南部及び三重県南部)の歴史や文化、観光名所やお宿などをご紹介しています。観光や宿泊予約のご参考にしていただけたら幸いです。

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■管理人より一言

中世、「蟻の熊野詣」といわれるほどに大勢の人々を引きつけた日本最大の霊場、熊野。熊野には世界遺産となった熊野三山熊野古道(熊野参詣道)があり、歴史的にとてもユニークな場所です。
遠くて不便な場所ですが、ぜひ一度、熊野にお越しくださいませ。

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世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

■霊場「吉野・大峰」
■霊場「高野山」
霊場「熊野三山」
熊野本宮大社
熊野本宮大社旧社地大斎原
熊野速玉大社
熊野那智大社
那智山青岸渡寺
那智大滝
◎那智原始林
補陀洛山寺
■参詣道
◎高野山町石道
熊野参詣道(熊野古道)
 ・中辺路熊野川湯の峯温泉を含む
 ・小辺路
 ・大辺路
 ・伊勢路…七里御浜花の窟を含む
大峰奥駈道玉置神社を含む

■熊野とは

 本宮・新宮・那智の熊野三山が鎮座する熊野(くまの)。
 熊野とは、かつての紀伊国牟婁(むろ)郡のことで、紀伊半島南部の地域、和歌山県南部と三重県南部の辺りをいいます。
 「熊野」という地名が何を意味していたのか、その語源ははっきりとはわかっていません。様々な説があります。
・「クマ」は古語で「カミ」を意味し、「神のいます所」の意とする説
・「クマ」は「こもる」の意で、「樹木が鬱蒼と隠りなす所」の意とする説
・「クマ」は「こもる」の意で、「神が隠る所」の意とする説
・「クマ」は「こもる」の意で、「死者の霊魂が隠る所」の意とする説
・「クマ」は「隅(くま=すみ)」の意で、都から見て「辺境の地」の意とする説
・「クマ」を「影」の意とする説
・「クマ」を「曲(くま)」の意とする説
 どの説を取るにしろ、開けた明るいイメージはありません。木々が鬱蒼と茂る、陽のあまり当たらない未開の地というイメージ。 実際、ほとんどが山林に覆われ、平地はほとんどなく、山からいきなり海になるような地形の所が多い熊野は、人が農耕をして暮らすには不便な場所でした。
 その山がちの地形により人間の手による開発を免れていた熊野は、ほぼ全域をシイやカシなどの日の光を照り返す木々を主とした照葉樹林に覆われていました。
 大和地方の都人から見たら、熊野は山のはるか彼方にある辺境の地であって、大和とはまるで違う異界としてイメージされたに違いありません。
 熊野の地名が初めて登場する文献は『日本書紀』だと思いますが、『日本書紀』では、熊野はイザナミノミコトの葬られた土地として登場します。
 大和地方の人々は熊野を死者の国(死後の世界)に近しい場所と考えていたようです。
 熊野には以前から死者の国としてのイメージが与えられていたので、のちに浄土信仰が盛んになったときに、熊野は、やはり死者の国である「浄土」と結びつけられたのでしょう。
 神仏習合や浄土信仰の隆盛により、本宮は阿弥陀如来の西方極楽浄土、新宮は薬師如来の東方浄瑠璃浄土、那智は千手観音の南方補陀落(ふだらく)浄土の地であると考えられ、熊野は全体として現世にある「浄土」の地とみなされるようになりました。
 熊野が広くその名を知られるようになるのは、院政期、上皇や女院による熊野御幸(くまのごこう)が行われるようになってからです。
 院政期、熊野御幸がほぼ年中行事と化すほど、上皇たちは熊野信仰に熱を入れました。このことにより熊野は浄土信仰の日本第一の大霊験所として地位を確立したのです。
 武士の世となり、院政が衰え、熊野御幸は衰退していきましたが、熊野信仰は衰えませんでした。上皇たちは来なくなりましたが、今度は武士や庶民による熊野詣が盛んになります。
 室町時代以降、「蟻の熊野詣」と、蟻が餌と巣の間を行列を作って行き来する様にたとえられるほどに、大勢の人々が列をなして熊野を詣でるようになったのです。
 この熊野信仰の隆盛には、一遍上人(1239〜89)を開祖とする時衆(じしゅう。のちに時宗)という浄土教系の鎌倉新仏教の念仏聖たちの働きがありました。
 時衆の念仏聖たちは熊野を特別な聖地と考え、それまで皇族や貴族などの上流階級のものであった熊野信仰を庶民にまで広めていったのです。
 このように浄土信仰の日本第一の大霊験所として栄えた熊野は、やがて神仏の権威の衰退や浄土信仰の衰退とともに衰えていったのでした。 しかし、現在でも、北は北海道から南は沖縄まで全国には3000社以上の熊野神社があり、また、近年、熊野が世界に誇る博物学者、南方熊楠が注目を受け、2004年には熊野三山や熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録され、再び熊野に脚光が当るようになりました。

 熊野は歴史的に見てとてもユニークな場所です。ぜひ、みなさま、おいでくださいませ。

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熊野古道(熊野参詣道)

車で通り過ぎるだけではなく、ぜひ歩いてじっくりと体全体で熊野を味わっていただきたいものです。
温泉もたくさんあります。古道歩きのあとは温泉に浸かって体の疲れを癒してくださいませ。

熊野古道の歩き方

おすすめ熊野古道ガイドブック

■熊野を詣でた人々
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■上皇
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花山法皇(1)
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崇徳上皇(1)
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後鳥羽上皇(28)
後嵯峨上皇(2)
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■女院
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・美福門院(4)
・上西門院(1)
・建春門院(4)
・八条院(2)
・七条院(5)
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・修明門院(11)
・承明門院(1)
・陰明門院(1)

■貴族
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・藤原宗行(22以上)
・藤原信経(22以上)
・藤原長房(21以上)
・藤原成重(16以上)

■僧侶
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行尊大僧正
文覚上人
西行法師
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