■ 熊野の観光名所 |
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◆ 花の窟神社(はなのいわやじんじゃ) 三重県熊野市有馬町 |
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イザナミは、火の神カグツチノカミを生むときに、陰部に大火傷を負って死んでしまう。その遺体は紀伊国の熊野の有馬村に葬られる。村人は、この神の魂を祭るのに、花のときは花をもって祭り、鼓・笛・幡旗をもって歌ったり舞ったりして祭る。 多くの神々を生んだイザナミは、最後に火の神カグツチを生み落とし、陰部を焼かれて死んでしまいますが、そのイザナミを葬った場所がこの花の窟だとされています。 『日本書紀』にイザナミの墓所として記される「花の窟」ですが、平安時代中期の全国の主要な神社を列記した『延喜式』神名帳(これに記載された神社を式内社と呼びます)には記載されていません。 ついでながら、熊野三山で式内社なのは本宮と新宮。本宮は熊野坐神社として、新宮は熊野速玉神社として『延喜式』神名帳に記載されていますが、那智は記載されていません。やはり那智も平安中期には神社ではなく、行場として認識されていたのでしょう。 話は花の窟に戻って、花の窟神社では、現在でも毎年2月2日と10月2日に、『日本書紀』にあるような、花を飾り、舞を捧げる「お綱掛け神事」という神事が行われます。 花の窟のお近くにお住まいで、お綱掛け神事で舞を捧げたことのある女性の方からメールをいただきましたので、ご紹介いたします。 花の窟のお綱掛け神事では、4人の舞姫がイザナミやカグツチに舞いを捧げますが、私も10歳のときに学校を早退して踊りに行きました。 とのことです。同じ方から、花の窟情報の他に花の窟近辺の名所についてのメールもいただいているので、そちらもご紹介いたします。 熊野市の花の窟神社の近くに、人の顔の形をした岩があります。 また、道路の拡大の為削岩され、最終的に跡形も無くなくなってしまいましたが、中の岩(別名タンタンガマ)と呼ばれた岩が昔あって、その岩のなかには縦割りの洞窟があり、そこに罪人を放り込んで生殺しの状態にしていたそうです。 また、近くには獅子岩という、獅子の形をした巨大な岩もあり、夕日が、吼えているように大きく開けた口と重なった瞬間が素晴らしいです。 地元の方ならではの情報、ありがとうございます。m(_ _)m (てつ) 2002.10.6 UP ◆ 参考文献
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