■ 熊野の観光名所 |
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◆ 産田神社(うぶたじんじゃ) 三重県熊野市有馬町1814 奥有馬村:紀伊続風土記(現代語訳) |
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イザナミが火の神カグツチを産んで亡くなった場所イザナミの墓所と伝わる花の窟神社から車で数分、産田川をさかのぼって行くと、産田神社があります。 多くの神々を生んだイザナミノミコトは、最後に火の神カグツチを生み落とし、陰部を焼かれて亡くなってしまいますが、その墓所が花の窟であり、イザナミが火の神カグツチを生んで亡くなった場所がここだと伝えられます。 また「崇神天皇の夢見により、ここに祀られていた神様を熊野川・音無川・岩田川の合流点にある中洲に移したのが熊野本宮の始まりだ」とする伝承もあります。江戸時代までは、産田神社と熊野本宮大社では、同じ巫女舞が伝承されていたとのこと。 鳥居から社務所までのたたずまいは花の窟に似ています。やはり花の窟と産田神社とセットでお参りするのがよいのでしょうね。 参道左手の森には梛の木が多いです。 日本で2箇所しか残ってない「ひもろぎ」の跡鳥居前にある案内板には、
とあり、境内にあった案内板にも、
とあったので、そのひもろぎの跡を探してみると、たしかに神社の左右に石の台がありました。丸く平たい石が並べられています。 案内板に「日本で二箇所しか残っておらず」とありましたが、それは産田神社のこの2つのことでしょうか? それとも他にもう1ヶ所あるのでしょうか? さんま寿司発祥の地 鳥居の前には「さんま寿司発祥の地」と書かれた柱があります。 この絵の下には次のような説明が書かれていました。
直会とは、神事の最後に神事に参加したもの一同で神酒を戴き神饌を食する行事のこと。このときの「ホウハン」の献立にさんま寿司の原形のようなものがあることから、ここを「さんま寿司発祥の地」と称することにしたのですね。 お祭りお祭りは毎年1月10日に行なわれます。以下、鳥居前にあった案内板より。
お祭りは昔は、1月10日と11月15日の2回行われていたそうです。 ◆ 参考文献
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