■ 熊野の観光名所 |
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◆ 真名井社(まないしゃ) 和歌山県田辺市本宮町本宮 本宮村:紀伊続風土記(現代語訳) |
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本宮の神事に使われる神聖な水の井戸
真名井社は、土地の人には真名井さん呼ばれ、小塩山の下のあるので、小塩井とも言い、また、閼伽井(あかい)さんとも呼ばれます。 『紀伊続風土記』には、 本宮山御炊の井戸であった。 とあり、また、 昔、ここに薬師堂があり、閼伽井薬師が祀られ、本尊の薬師如来像は行基の作で、お堂は田村麿の開基であったのを、その後、頼朝の姑鶴原の禅尼が再興した。 とありますが、「頼朝の姑鶴原の禅尼」とあるのおそらく「頼朝の叔母鶴田原の禅尼」の間違いだと思われます。
真名井社の名は、アマテラスとスサノオが誓約(うけい)をした場所である「天の真名井」に由来するのでしょう。誓約とは、神に誓いをたてて、ある事柄についての吉凶・真偽・成否についての神意をうかがう占いの一種。 火の神カグツチを生み、火傷を負って死んでしまったイザナミ。夫であるイザナギはイザナミを追って黄泉の国にまで行くも、イザナギの死体となって腐っていく姿を見て、ショックを受け、逃げ帰る。 そこでスサノオは自分に悪意が無いことを証明するため、誓約をして子を生むことで占い、潔白を証明しようとします。この誓約をして子を生む場所が「天の真名井」でした。 そこでアマテラスはスサノオの剣を借りて三つに折って、天の真名井で振りすすいで、よく噛んで霧を吹き出した。その霧から3柱の女神が生まれた。 「真名井」とは神聖な水の井戸のこと。「真名井」の聖なる水がこの誓約に必要だったのでしょう。 (てつ) 2003.2.28 UP ◆ 参考文献
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