み熊野ねっと 熊野の深みへ

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白河院

錦の浦

 『新千載和歌集』は室町前期に編纂された第18番目の勅撰和歌集です。
 延文元年(1356)後光厳天皇の勅により、二条為定(にじょうためさだ。1293-1360) が撰し、同四年(1359)に成立しました。

 『新千載和歌集』二十巻約2360首のうち、「熊野」の語が登場する歌は、詞書まで含めて1首のみ。その

1.巻第六 冬歌 659 白河院の歌

   熊野に御幸の時よませ給うける/白河院御製

おきつ風吹あげの千鳥 夜やさむき明がたちかき波に鳴くなり

(巻第六 冬歌 659)

(訳)

(てつ)

2021. UP

参考文献