明治末期に合祀された熊野神社
場所
東武伊勢崎線川俣駅より徒歩１時間ほど。
県道368号線大輪交差点より南に下った所、利根川の堤防からすぐの場所に鎮座。
長良神社鳥居
長良神社拝殿
地震の影響か、二の鳥居、境内の石灯籠も崩壊している。
境内の富士塚上の石碑も倒れている。
一の鳥居はひびが入っているが形を保っている。 文政甲申年（１８２４）の銘が見られる。
側には五社大権現の石碑がある。
境内社は拝殿の左側に合殿で祀られている。
左から、琴平・菅原神社、稲荷神社、厳島神社、 神明社、羽黒様、熊野神社、諏訪神社、三島神社、菅原神社である。
熊野神社は石碑が祀られており、北新田よりの移転と記されていた。
これらの神社は、明治末期から大正初期にかけて近隣格大字から合祀された神社だろう。
御祭神
速玉之男命
事解之男命
御由緒
不詳
旧邑楽郡大輪町字熊野には、熊野神社が鎮座していた。
明治四十二年五月三日に当長良神社に合祀された。
（御祭神、由緒は「上野国神社明細帳」参照）
（TATSUさん）
No.1453
2011.5.6 UP
2021.3.2 更新
参考文献
- 『上野国神社明細帳』