■ 熊野の歌 |
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◆ 長うた狂歌「木挽長歌」 |
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新宮市出身の文学者・佐藤春夫(1892〜1964)の著作に「熊野路」という随筆があります。 長歌のため読みにくいかもしれませんが、おつきあいくださいませ。なおあらかじめお断りしておきますが、「※」の部分は、「く」を縦に伸ばしたような、二文字以上の文字列の繰り返しを表す繰り返し符号が入ります。
ざっと訳しますと、
たいへん大まかに要約すると、昔の熊野の人は木の実を採って食べる生活をしていたが、今では山の木を伐って稼いだお金で食料や何やらを購入して消費する生活をするようになったというような内容です。 この歌は佐藤春夫の曾祖父により幕末明治維新直前(大政奉還がなり、王政復古の大号令が発されたのが1867年のこと)に作られましたが、そのわずか数十年前に国学者で紀州藩の藩士であった加納諸平(かのうもろひら。1806 〜1857。『紀伊続風土記』撰修のため熊野を三度訪れている )によって作られた歌を3首、佐藤春夫は「熊野路」で紹介していますので、こちらでも紹介させていただきます。
加納諸平が訪れた当時、熊野の山中に暮らす人々はまだ木の実を主食とする採集生活をしていたのですね。 (てつ) 2004.2.1 UP ◆ 引用文献・参考文献
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