■ 熊野の説話 |
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◆ 成長する熊野の石 |
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石が盛長することは、伴信友の『方術源論』(国書刊行会全集、第五冊146頁)、享保7年に著した『佐倉風土記』に、印旛郡(いんばぐん)太田村(※現・千葉県佐倉市※)にある熊野石、「150年前、村民が紀伊国の熊野社に詣でる。帰ろうとしたとき、青石が草鞋にくっつく。大きさは桃の核ほどで、棄てても棄ててもくっつく。これを怪 しんで手に取って袋に入れた。日々それが長くなり、かつ重くなるのを感じる。家に帰るころになると、袋に入れることができない。ついにこれを神として祀っ て熊野権現となし、はなはだ慎んで奉承した。そして、またその盛長することは止まらない。はじめ屋後に祀り、後にこれを外に移す。その民はすでに4世にな り、石は今3尺9分、周囲1尺4寸で、形は閉じた笠のようである。1年で盛長するのは、必ず米の大きさほどである、と。これを40年前と比べると、すでに 6〜7寸盛長している」とある。 種子島の熊野神社(鹿児島県熊毛郡中種子町南界熊野)の御神体も、熊野から持ち帰った石で次第に大きくなり、また小石を生むようになった、と伝えられています。 熊野では、三重県熊野市飛鳥町の「亥の子石」も小石を生んでいたと伝えられています。 ルーマニアには「Trovant」という成長する石があり、その石は雨が降った後に大きくなっていくそうです。 (てつ) 2010.12.28 UP ◆ 参考文献・参考サイト
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