■ ナギの葉チョーカー

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◆ 梛(なぎ)の葉チョーカー


梛の葉チョーカー

 ナギの葉で、ペンダントよりヒモが短いチョーカーを作ってみました。

 ペンダントのヒモがおよそ80cmに対し、チョーカーのヒモはおよそ35cm。留め金具で首の後ろで留めます。

 首にぴったりと密着させる感じで付けるので、ペンダントに比べると壊れ難くていいかなと思って作ってみました。ペンダントだと胸許にトップがあるので、ふとしたときにぐっしゃっと潰して壊してしまうこともありますので。

 

梛の葉チョーカー
    ダルマカン

梛の葉チョーカー
   アジャスター

 留め金具はダルマカンのものとアジャスターのものの2種類。

 ペンダントは箱に入れておくとヒモに癖がつくので、箱は別売りにしているのですが、ヒモが短いチョーカーならば、箱の中に入れてもヒモに癖がつかないので、チョーカーは紙の箱に入れて販売しております。

 熊野本宮大社近くのいくつかのお店に置いていただいて販売しておりますので、熊野詣のお土産に、魔除け&恋のお守りにぜひどうぞ。

 

魔除けのお守りとされたナギの葉

ナギの葉 ナギは熊野権現の御神木で、その葉は、袖や笠などに付けることで魔除けとなり、帰りの道中を守護してくれるものと信じられていました。

 中世の京方面からの熊野詣は、熊野三山巡拝ののち、再び本宮を訪れ、本宮より下向するのですが、その折、参詣者は、先達(せんだつ。熊野詣の案内人。山伏が務めました)より熊野牛王法印とナギの葉をいただいてから、帰途の旅に出立しました。

 また熊野比丘尼は、熊野牛王法印や梛の葉を配って人々に熊野信仰を広めました。

 

 

恋のお守りとされたナギの葉

 ナギはマキ科に属する針葉樹でありながら、広葉樹のような幅の広い葉をもつちょっと変わった樹木です。
 その葉は、縦に細い平行脈が多数あって、主脈がありません。その一風変わった構造のため、ナギの葉は、横には簡単に裂くことができますが、縦にはなかなかちぎることができません。

 葉の丈夫さからナギにはコゾウナカセ、チカラシバなどの別名があり、その丈夫さにあやかって男女の縁が切れないようにと女性が葉を鏡の裏に入れる習俗があったそうです。

 またナギの葉は裏も表も同じようなので裏表のない夫婦生活が送れるとか。源頼朝と北条政子も、ナギの葉を2人で1枚ずつ持ってお守りにしていたと伝えられます。

熊野のナギの葉アクセサリー
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てつ

2009.4.25 UP

 

 

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